Be a doctor!

都内在住在学の医学生(2年)。医学生の日々の様子を徒然と綴っていきます。

勉強 モチベーション その1

 ここのところ主に受験生向けのアドバイスとなる記事を書いてきたつもりですが,このブログの読者の皆様の中には,これから受験生となる方もいらっしゃるかと思います。今回は,そんな人をターゲットとした話をして行きましょう。

勉強する気が起きない

 受験まで1年・2年と時間がある人の中には,勉強する気が全く起きない人も多いでしょう。周りの大人から,塾で,その他いろいろなところで「何年後には受験なんでしょ,勉強しなさい!」と言われてムカついている人もいるはずです。正直な人の中には,危機感はあるけどイマイチ差し迫った感じがないな,という感想を抱いている方もいるでしょう。僕も「今やっておけば楽になるんだろうけど,どうせ今やらなくてもどうにかなるでしょ笑」なんて思って,ボケーっと過ごしていました。ただ漫然と鉄緑の宿題を目的意識もなくこなす日々を送っていました。授業の前日,もしくは当日の学校で最低限の宿題だけやって終わり。自分のための勉強をしようなんていう気は全くなくて,言われたものをこなすだけでした。高2の終わりまでそんな過ごし方をしていたように記憶しています。

 大学の友人の話を聞く限り,僕はまだマシなケースのようです。現実にはその最低限すらやらずに受験に成功している人も存在するんですよ…。勿論,最低限すらやらずに受験に失敗する人もそれなりにいるはずですね。

 受験まで時間がある以上,勉強する気が起きないのも仕方ないです。でも,よほど才能のある人でない限り,どこかで勉強する気になる必要があります。

 

高3の初登校日

 僕が自分のための勉強をし始めたのが高3の4月です。高3になって初めて学校に行ったときに衝撃を受けました。教室に入ってみると,先月までゲームをしていたような人たちでさえも何か参考書らしきものを読んでいた光景に驚愕しました。僕の出身高校は世間的には超進学校の部類に属しますが,特に何も受験対策をしてくれない学校です。受験の実績は鉄緑とか,そういう塾のおかげです。高3になってそろそろ真面目にやらないとなー,と思っていた僕にとってこれ以上ない刺激となりました。同じ志望校のクラスメイトなどいないわけですが,何故かこいつらに負けてられねえ!と思ってその時から必死で勉強することにしました。鉄緑の過去の教材を出してきて,自分の弱点を補う勉強は,高3の4月から始まりました。

 

周りの環境

 結局,勉強する気が起きたのは周りの環境のおかげです。3年間クラス替えもなく,中には小学校からつるんできた友人もいるわけですから,当然いい影響を受けますよね。勉強する気が起きないと言っていられるのは,学力志望校関係なく,高2の終わりまでというのが持論です。高3からはそんなこと言っている暇はないですよ笑。勉強する気が起きない,でもそろそろやばいんじゃないかと思うときは,なるべく多くの友達と一緒にモードを切り替えてみては如何でしょうか。

 

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直前期 その2

 昨日に引き続いて,直前期に何をしていたか綴っていきましょう。その1では主に鉄緑の直前講習の話をしました。今回はその後の話です。

 

過去問演習

 鉄緑の直前講習の復習が済んだあたりから,過去問を本格的に解き始めました。結局2009年から2016年まで8セットで扱ったことになります。実際の入試通りに1日目に国語と数学,2日目に英語と理科を解いて,丸つけ,復習までをこなして行きました。解くだけでも十分しんどい量です。それを丸つけして一休み,復習するのはかなり大変な作業でした。体力的にも精神的にもきつい。

 この組み合わせでやると,ある日は国語と数学だけで英語と理科がないなんてことが起こり得ます。個人的なイメージですが,数学と英語は毎日やっていないとすぐに感覚が失われる教科だと思っています。そのため,1日目には別個で英語のもっと古い過去問を1題,理科の鉄緑の教材を解き直してみる,なんてことをしていました。同様に2日目は数学の古い過去問を解くようにしていました。

 解くのは当然所定の時間通り。ただし,2009年など数学が旧課程で行列が出題されている場合には25分ほど削っていました。理科で解いたことがある問題に出くわしたときも同様。丸つけは点数をつけるというよりかは,だいたい何割か,という感じでざっくり採点して行きました。

 だいぶ前にも書いたことがありますが,勉強のしどころは問題を解き終わってから。復習こそが勉強です。直前期でも僕はその信念を貫き通していました。数学に関しての勉強法について書いた記事がありますので,そちらも参考にしていただければと思います。理科なんかもこの方法が使えますよ。

 

w726306.hatenablog.com

  英語の和訳・英作文はどうしていたかというと,鉄緑の担当講師に採点してもらっていました。こんなの素人にはどうしようもないので,こればかりはプロに見てもらった方がいいですね。返却された答案とコメントを読んで復習をしていました。

 こんな感じで直前期もかなりハードなスケジュールを組んでいたので,一日の勉強時間は平均して12時間くらいでした。実際のところ,勉強時間なんてあるレベルを超えてしまえばあてにならない尺度なんですけどね。この辺の考察も4月くらいになったらしていこうと思っています。

 

 

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 事務的な話になってしまうので,受験生は無視してください。これ以降はまた本題に戻りますので,悪しからず。。

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直前期 その1

 私立の面接真っ最中の方もいるでしょう。個人的には、大人と会話ができれば落とされることはないと思いますが…健闘を祈ってます。面接に関してはこちらの記事も参考にしてみてください。

 

w726306.hatenablog.com

 

 今日からはしばらく、直前期に僕がどんなことをしていたのか話して行きたいと思います。

 

鉄緑の直前講習

 またこんど詳しく話すことになると思いますが、僕の私立受験は今頃には終わっていました。

この頃、 国立2次に照準を合わせた対策を本格的に始めました。ここでは鉄緑の直前講習の様子(物理・化学)を覚えている限り話して行きます。志望校がかなり特殊だったため、この2科目しか受講しませんでした。医科歯科千葉医対策の講座もあるのですが、講師と相談した結果物化だけで良いと言われました。商売やってるのに必要なものだけを勧めてくる本当にいい塾だなとつくづく思います笑。

 鉄緑の講習は物理化学共にほとんどが特に良い東大の過去問の解説でした。たまに京大のもあったかな。直前講習という名前が付いているものの、特別なことをするわけではないのです。自分で予習して、鉄緑に行って解説を聞いて、復習する感じです。解説を聞くのがメインになりますね。ただ、化学の方は先生がオタクすぎて問題の背景解説が多かった気がします。この問題は大学の統計の話がベースにあって、と言い出して正規分布の解説に1日費やすなんて本当に何やってんだこいつ事案もありました笑。鉄緑の多くの人は余裕があるのでそういう授業の方が良いのかもしれません。ともあれ、このとき鉄緑で勉強した正規分布の知識が大学でかなり役に立ったので今では感謝しています。

 この講習を1日の軸に据えて、余った時間は志望校の数学英語の過去問を解くのを繰り返していました。

 続きはまた。

 

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受験 息抜き

 受験生の方々も今日発売されたモンハンやりたいなーなんてことを思っているかもしれません。当然受験が終わってからのお楽しみにしておきましょうね。時期が時期ですから。モンハンでもなんでも,受験終わったら何をしよう,ってのを考えるのもいいモチベーションになります。

 さて,今日は受験期にどんな息抜きをすれば良いのか,そんなことを話して行きたいと思っています。

 

 

1. 直前期の息抜き

 直前期に僕が息抜きとしてやっていたことは主に2つです。1つはYouTubeを見ること。そして,運動すること。この2つでどうにか精神を安定させていた感じです。

 僕が受けた国立大学では,リスニングの試験はありませんでした。そのため,リスニング対策をしなければならないのはセンターだけ。息抜きとリスニング対策を兼ねてやっていたのが,YouTubeを見ることです。1月に入ってからはセンター前日まで毎日,8時におきて9時まで英語でYouTubeを見ることを日課としていました。興味のある話題の動画だったらまずもって楽しい。聞き取れなくても,字幕を設定しておけばなんとなく意味はわかります。こんな対策でも満点取れました!

 センターが終わってからは,日本語でYouTubeを楽しんでいました。精神的にはそこに娯楽を求めていたので安定していましたが,同じように1時間も遊んでいたわけですから,当然落ちました*1。国立前も英語にしておけばよかったのかな。。なんて。

 運動に関しては,毎日1.5kmくらい散歩して,ラジオ体操するようにしていました。体を動かすと目が醒めるものです。

 

2. 直前期以外の息抜き

 12月に入るまではかなり遊んでいたような気がします。11月の終わりには1日潰してディズニーにも行きました。貴重な時間を削って遊ぶ背徳感が堪らないものです笑。その時こそ後ろめたさを感じるものの,実際1日あったところで何ができるのよ,って開き直っちゃいました。

 それから,学校に行くことそのものを娯楽として捉えていたように思います。何もない日常,ただ授業があるだけの時間を楽しんでいたような。学校に勉強しに行ったり,内職しに行ったりするのではなく,席の近い人と喋り続けていました。もちろん100%喋りっぱなしってわけではないですけどね。

 大学に入ってから周りの人の話も聞くわけですが,それほど勉強してない人の方が合格しているような気もします。理想が高すぎて自分の努力を正当に評価できていない人が多いだけなのかもしれませんが,お前そんなに遊んでいてよく受かったなって奴が多いのも事実です。PS4に捧げた時間と勉強時間が一緒だったとか,駿台に行く振りをして東京で遊んでいたとか,いつ勉強してたんだよって感じです。

 

3. 結論

 息抜きはしてください。息抜きしない以外選択肢ならばなんでもいいです。どれくらい息抜きするか,何をするか,そういうことは自分で考えよう。

 

 

 

*1:これのせいで落ちたとは思わないけどね

医学部 面接

 お久しぶりです。センター試験も終わって,私立医学部の入試シーズンもスタートしましたね。今回は,医学部の面接の様子を紹介したいと思います。

 もう時間ないよって人は結論だけみてください。

 

 

1. 面接の目的って?

 よく,医師としての適性のない人間を排除するために面接を行なっているんだ,という話を聞きますよね。医学生の立場からしてもそれは概ね同感です。本当に医師になったら困るような人間は確かにいないような気がします。ネタで人間性が崩壊しているサイコパスのような奴はたくさん存在しますが笑。普通に喋ることができれば十分合格できるはずです。

 

2. 面接で何を聞かれるか

 自分もいくつか面接を経験しましたが,すべてに共通していたのは一つだけです。必ず聞かれるのは,なぜその大学を志望したのか,という志望動機でしょう。これくらいは話せるようにしておかなければなりません。正解のない問いですから,悩んでいる方も多いと思いますが,こんな会話をして受かった同期もいます。

 同期「貴校の基礎研究の力の入れ具合に共感したため,志望します。」

 教授「じゃあ,具体的に何やってるか知ってるの?」

 同期「何も知りません。すみません。」

 彼は面接の直前にネットを見て情報を探したようですが,見事に突っ込まれてしまいました笑。それでも受かってるんですよ。正直なのがいいってことですかね(これはかなり大事です)。ただ,事前に考えておくに越したことはないですよ。

 あとは,最近のニュースで気になるものなど。なんでもいいのです。僕は相撲の話題を言って逃れました。下手に医療系のニュースを持ち出して墓穴を掘るよりは,自分が少しでも詳しいことについて話した方がいいですよ。

 賞状などを持参する大学では,それについて聞かれることもあります。自分で面接の材料を作れるわけですから,自分にとってプラスになるように使いたいところです。僕もいろいろエピソードを考えて面接に臨みました。ある発明コンテストの賞状を持って言ったら,その発明品について聞かれました。ただ,いろいろ持って行っても注目してもらいたいものだけを選んでくれるとは限らないので,しっかり喋ることのできるものだけを持っていきましょうね。

 僕が受けた大学で,医療系の話題について質問されたところはありませんでした。ただ,「将来何科になりたいの?」っていう質問は医学生になってからよくされます。今の所は〇〇*1を考えていますが,勉強していく中で面白いものを見つけたらその道に進みます,なんていつも答えています。正直でいいね,って返されるのが関の山ですが,無難な回答だとつくづく思うのです。

 

3. 面接への心持ち

 その大学に受かりたい,という情熱は受験生の誰もが持っているものだと思います。折角その大学の教授,先生方と喋ることのできる機会を得たわけですから,全力で楽しもう,という心意気で丁度いいのでは。面接を楽しもうと思って落ちたことはありません。楽しもうと思っていれば緊張も和らぐし,会話も自然なものとして生じるはずです。僕が言えることは,それだけ。

 

4. 結論  

 せめて志望動機だけは突っ込まれてもいいように考えてから行く。喋ることができれば面接で落ちることはないよ*2楽しむ気持ちを忘れずに。健闘を祈ってます。

 

 

 

*1:これは嘘でもなんでもいい笑

*2:落ちたらそれは1次試験のせいか,君に医師としての適性が全くないかどっちかです。責任は取れません。悪しからず。

医学生の夏休み

さて9月が始まって早くも10日も経ってしまいました。最近は毎年痛感していることですが,10月過ぎたあたりからの時間の加速のしようは異常なレベルですよね笑。

 

というわけで,そろそろ夏休みも終わりです。特定されない程度に,何があったかまとめて行きましょう。

 

前半,東医体が始まるまではバイトしてました。ここについてはいつかかくかもわかりません。そのあと東医体東医体の後の旅行。これで夏休み半分終了。

 

後半は旅行に行きました。四国を5日間かけて一周。ひとり旅。今度は車で行きます。 

 

正直,もっと遊びたかったなー,と思っています。こんなこと言ったら怒られそうですし,僕はいくらか覚悟を決めて医学部に入学しましたから文句など言う権利ないのですが。周りの大学生たちがまだ夏休みードヤってやってるのがちょいちょいムカつくのもまた事実です。まだ,5回以上夏休みはあるので,急がず,焦らず,楽しんで行きます。