人間性の成熟を
僕が尊敬する学校の一つに筑駒というところがあります。友達にそこに通っている人もいるし,身内にそこに通っている人もいる。リスペクトとともに親しみを感じる学校です。
今日はそんな学校の関係者の考え方をふと知る機会がありました。言葉でまとめて言うのは難しいけれど,外野からすれば「達観」という形容詞も一つの選択肢だと思うのです。今日は筑駒OBの哲学感の片鱗に触れたわけですが,どこでそんなことを考えているんだ,とひたすら感心です。過去とか未来とか,そんな哲学的な物事に関する私見を流れるような言葉で見事にまとめているんですよね。
そういう人と接すると,自分という人間の薄っぺらさに気付かされます。普段何も考えずに暮らしている自分も好きだけど,何か物足りないなと。所詮クズ人間の僕が彼らに近づくためには,世の中に批判的になって,いろんな考え方に触れていくしか方法はないのかもしれません。
ああ,そういえば僕の出身校を明かしていなかったのですが,もう時効でしょう。筑駒の兄弟校のアレです。筑附ってとこですね。今年の東大合格者数を見てつくづくレベルの高い環境に居たんだなあと感じているところですが,在学中は実感がなかったものです。同じ筑波大学の附属学校ですけど,存在する人種が違いすぎる。
ちょっと難しい本も読んでみようかな,なんてことを思った春の昼下がりでした。
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