Be a doctor!

都内在住在学の医学生(2年)。医学生の日々の様子を徒然と綴っていきます。

愛媛を旅して 前半

 愛媛を旅して,と題して前半後半で日記を載せておきます。パソコンなら日記を残せますね。

 

Day1

 家を11:30前に出て羽田空港へ。三田で乗り換えて京急でいくいつものパターン。快特の一番速いやつに乗りたかったからこの時間。蒲田を通過するから所要時間としては短いのだけど,速度はそう早く感じなかった。蒲田からちょいちょい羽田が見えた。空港線に入って羽田空港へ。国際線ターミナルで降りる人はそんなにいなかった。ほとんどが国内線ターミナルへの客。

 国内線ターミナル駅で降りて,第2ターミナルの方へ。そのまま3階に上がってANAの搭乗フロアへ。荷物を預ける機械が全て自動化されていた。びっくり。荷物を預けて,昼ご飯を探しにいく。4階を見たけれどもどこも混んでそうなので,下の方へ。なんだかんだで丸亀製麺に落ち着いた。ざるうどんの大と鮭おにぎり,サツマイモの天ぷらを注文。これで630円。安い。ごちそうさまでした。

 そのまま5階の展望デッキへ直行。国内線ターミナルの方では行ったことがなかったから,最初はどこにあるのかわからなかった。とりあえず5階に行ったらあった。外が寒良いことを覚悟してきたけど,意外と日が当たる。意外と風が弱い。意外と飛行機の音はしない。久しぶりの望遠レンズの使い方がわからなくて戸惑いつつも,30分くらい写真を撮るなどした。飛行機写真の構図をどうすれば良いのか悩んだ。練習せねば。ルフトハンザの747が遅れていたらしく,見られてラッキー。どうにか写真にも収めることができた。

 疲れてきたのでそのまま保安検査へ。搭乗券が欲しかったから,自動チェックインマシンにも立ち寄ってみた。保安検査は相変わらず面倒。こうやってパソコンとか,カメラとか,三脚とか持ってるからなんだけど。

 今日乗るNH593松山行きは61番ゲートからの出発。JA717A。保安検査Bのすぐ近くでした。さすがに早く行き過ぎたせいか,まだNH67札幌行きすら出発目前という状況。充電したり,軽く本読んだりして1時間を過ごした。

 搭乗したのは良いのだが,体調の悪い人がいるとかなんとかで,一度ターミナルに引き返した。早く着きたいのに,全然離陸しそうにないことに焦燥感が募る。預け荷物を引き出すのに時間がかかるらしい。なんだかんだで15:50には出発。相変わらずとんでもない角度で上昇していくよなー。離陸の瞬間の興奮は何者にも代え難いです。離陸した瞬間の羽田空港の景色は最高です。

 運よくwifiの使える機材だったから,試しに使ってみる。機内でもネットに繋がっていられるというのは革新的なことだと思わずにはいられない。物珍しさにただひたすらに感心するばかりであった。動画はどうかわかなないけれど,文章のやり取りをするくらいの用途なら十分。少し眠気もあったから,名古屋を過ぎたあたりからうたた寝。気づいたら瀬戸大橋が見えるところまで来ていた。瀬戸内の島々は上空から見ても絵になる。本当に絵になる。夕焼けに染まる雲に追いつくことはないよなー,なんて思っていると,松山空港にランディング。さあ,旅の始まりです。

 預け荷物が出てくるのに少し時間がかかったものの,1730には合流。友達の車に乗ってとりあえず道後温泉を目指す。いつものことだが,遠くに来た現実感がないとボヤく。飛行機で来ることのデメリットをあげるとすると,そんなところだろうか。海外なら飛行機で行くしかないから仕方ないのだが,国内は他の手段がある以上,どこでもドアを使ってしまったような錯覚に陥るのかもしれない。

 松山空港が市内に近そうでいて遠いんだなあ。1時間くらいのドライブで道後に到着。道後温泉は3連休の初日ということもあって混んでいる。上の部屋でゴロゴロできるプランはもう空いていない。少し待つか,ということで道後の商店街をぶらり。お土産やさんみたいな感じなのかな。でもう一度戻ってきて,410円の素泊まりならぬ素風呂に入るとする。昔々,2014年の春にもここにきたと思うのだが,その記憶がまるでない。意外と忘れるものですな。温泉はいつも,最初の10秒が幸せ。そこからは消化試合です。気持ち良いことには気持ちよかったのだが,道後温泉はそういう観光地に行ったという自己満を得るための温泉という気がする。

 鯛飯を食べよう,ということで商店街をぶらり。良さげな店は埋まっていて,なんだかんだで振り出しに戻る。魚武というお店。愛媛の郷土料理を楽しめるお店。サラダとじゃこ天,愛媛の唐揚げに鯛めしを愉しむ。どれも美味しかったけれど,鯛めしは東京で探すに値する。九段下のかわなにあるらしいから,季節になったら行ってみよう。

 道後のスタバに寄り道。こんなに良いスタバって他にあるのかってくらい雰囲気が良い。とんでもなく愛媛は寒く,温かい飲み物は手に,心に,身体に染み入る。酒々井の夜と同じような,突き刺すような寒さである。

 温まってからは友達の家へ。魔境のような説明を受けていただけあって,さも冒険に出かけるかのような心意気。どんどん街の灯りがなくなっていって笑う。新しい国道を10kmほど進んで右折,愛媛大学病院が見えてきたあたりが目的地。新築のマンション。見慣れた練馬ナンバーの車,つくばナンバーの車があって医学部であることを思い出す。

 夜は適当に風呂入って,死の秘宝を見つつスマブラやりつつ懐かしい感じの夜を過ごした。幾度となく辛い夜を乗り越えた人と,こんなにも楽しい夜を過ごすのは不思議な感じがする。ガノンドロフ強い。翌日の予定をざっくり立てて1時くらいに就寝。翌朝は8時起床の9時前出発に決定。